園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 日本、(東アジア) |
草丈/樹高 | 20~40cm | 開花期 | 8月~10月 |
花色 | 濃青紫~藤色,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる,日陰でも育つ,花壇,コンテナ | ||
日なたから日陰まで、ほとんど場所を選ばず、植えっぱなしで手がかかりません。野生のものは、落ち葉の積もった木陰の傾斜地に生えていることが多いのですが、幅広い環境に適応し、長雨でも傷まず、乾燥にも耐えます。
日陰では、やや徒長気味に葉がまばらな感じに茂り、花も少なくなります。日当たりのよいところでは葉が密生して、花立ちも多くなります。
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。植えつけ後は、しっかりと根づくまで、土が乾いたら水やりします。
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。かなりの乾燥に耐えますが、春の新芽の出るころと蕾ができる時期は、乾燥させないほうが美しく育ちます。
庭植えではほとんど肥料は必要ありません。
鉢植えは、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。極端な肥料切れを起こすと、葉色が悪くなり、新葉の数も少なく、花も咲かなくなります。
病気:ほとんど見られません。
害虫:ナメクジなど
ほとんど見られませんが、柔らかい新芽や蕾は、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
赤玉土7、腐葉土3の配合土などや、一般の草花用培養土が利用できます。水はけがよければ、土質はあまり選びません。
植えつけ:真夏と真冬を除き、ほぼ一年中植えつけができます。日なたから日陰まで場所を選びません。庭植えでは、植え場所に腐葉土などを混ぜてよく耕しておくと、根づきが早く、生育も良好です。
植え替え:庭植えでは、5~6年間は植えっぱなしでかまいません。株のふえ具合や生育の様子を見て、株分けや植え直しを行います。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で株が老化してくるので、2~3年ごとに新しい用土で植え直します。
株分け:ヤブランは走出枝が出ないので、3~5芽くらいのかたまりで分けていきます。ヒメヤブラン、コヤブランは伸びた走出枝を切って植えつけます。
古葉切り:春、新芽が伸び出すころに、古い葉を切り取っておくと、すっきりと見栄えがよくなります。
ヤブランは、日本各地の林床などで普通に見られる常緑性の多年草です。ほぼ一年中同じ草姿を保ち、性質が強く、丈夫で手のかからない植物なので、古くから緑化や造園の植栽材料として広く利用されています。耐寒性と耐暑性が強く、日なたから日陰まで幅広い環...
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