アメリカの映画界からやってきたモナコのグレース妃に捧げられたバラというのは広く知られるところです。公妃はバラが大好きだったようで、すでにグレイスドゥモナコというバラをメイアン社から捧げられていましたが、1981年の第一回モナコ国際バラ会議に際し、審査員だった彼女が一目惚れ、メイアン社にもう一度自分に捧げて欲しいと願ったバラです。
翌年プリンセスドゥモナコの名で販売が開始されたとき、残念ながら彼女はこの世にはいませんでした。
ここまで語ると夢が壊れると、小山内健先生らには言われましたが、個人的には悲喜こもごものバックボーンがあるほどにそのバラが好きになるんだけど。
2015年5月17日撮影。