oldnaさんの園芸日記

信州千国街道、塩の道を歩く。

2019/05/17
信州千国街道、塩の道を歩く。 拡大 写真1 信州千国街道、塩の道を歩く。 拡大 写真2 信州千国街道、塩の道を歩く。 拡大 写真3

大型連休明けに信州の古道千国街道の山道を歩きました。南小谷から栂池高原まで約8キロ、AM5時半に大阪を出発新幹線、信濃を乗り継いで松本着、レンタカーを借りて安曇野を少し散策、(やはり蕎麦が美味しかった)当日予約した栂池高原で1泊、夕陽の中の北アルプスがとても神々しく見えました。翌日南小谷から栂池公園まで約8キロの山道を4時間かけて登りました。最後に急坂もあってへとへとに、、こんな急坂を重い荷物を背負って牛馬や牛方さんは遥か新潟の糸魚川までを往来したのですね。ここは単なる中継地点です。今回の旅の目的は一つは石仏や史跡を訪ね往時を偲び、そして
二つ目は林縁や沢沿いの自然の中の野草に会う事でした。県宝になっている瓦葺の牛方宿(牛方、牛馬、行商人の休憩所です。係のおばちゃんに牛の蹄を守るための小さな沓(クツ)を見せて戴いた時は道中で力尽きて倒れた牛馬が思われて胸が熱くなりました。
馬頭観音やお地蔵様、庚申塔など石仏の数々、苔むす、水飲み場では弘法大師の石仏が優しい顔で見守っていました。
旅を終えて大阪着PM11時半、翌日は母の日でしたが背負った
リュックに母の写真を入れて、、里山や山歩きが大好きだった母
10歳までを信州や上越高田で過ごしましたがとても喜んだでしょうね。大糸線大好き人間でした。母の日のプレゼントが出来たかなと思っています。帰りの車窓からフキノトウの絮毛が風に乗ってフワフワ。もし叶うなら来年は松本から歩いてみたいと思います。

1、可憐な姿のアズマイチゲ

2、キンポウゲ(ウマノアシガタ)あちこちで群生してました。

3、薄瑠璃色のキクザキイチゲに最後で会う事ができました。

みんなのコメント(18)

こんばんは^^

信州千国街道の旅、お母様と満喫されたのですね♪
素晴らしいです✨
oldnaさんの想いがひしひしと伝わってきます😢

アズマイチゲ、ウマノアシガタ、キクザキイチゲ🌼
可憐な山野草を微笑んで見ているお母様の顔が浮かびます浮かびます。

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こんばんは。

私もふみえさんがご両親の写真と一緒に赤城自然園を散策されたこと知ってとても感慨深いものがありました。

心の中の鏡の中で微笑んでおられるご両親がきっと写っておられると確信します。地球が生まれて45億年、人類らしきものはせいぜい10万年ほどですがその中の100年足らずの素晴らしいご両親との出会いに感謝ですね。一期一会です。

以前東京の大御所の漫才師の女性が年取っていつまでも
母親の事を偲んでいる男はメメシイ(禁語かも知れません)とテレビで言ってました。父を知らない自分には母が両親の
代わりをしてくれました。その接点が山や野草なんです。
22歳までを南国鹿児島で過ごしましたが私も年を重ねるごとに信州や上越に対する想いが深まるばかりです。

oldna さん

こんばんは〜
素晴らしい母の日のプレゼントですね。
お母様、お優しい息子さんを持って
幸せですね。
心温まる日記、こちらまでほっこりとした
気持ちになりました。
母の日の前だと山あいは、寒かったのでは
ないでしょうか?

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あさまゆさん

今晩は。有難うございます。

臨終の時初めてあった父、不幸な人生だったかも知れませんが母が苦労して父の代わりをしてくれました。にも拘わらず何も恩返しすることが出来ませんでした。母が亡くなって7年余り出来る事はしれてますが、大好きだった里山や田舎の風景、幼い頃を過ごした信州や上越高田の空気や自然を一緒に感じたいと思っています。余りにも文明が進化して自然の姿が失われて行くことをとても危惧していました。
ささやかな事かも知れませんが野菜好きだった母、今私が慣れない農園での野菜作りや歩けるうちにと思って散策する山々も自分の心の中の母へのお詫びと鎮魂歌です。そ
れでも自分が生あるうちにお返し出来ることはほんの受けた恩のごく一部しかありません。

この日はとても暑くてこの古道も27度位あったようです。
沢から落ちる雪解け水はまさに命の水でした。

oldnaさん、おはようございます~

4時間もかけて山歩きされたのですね。
感動の山歩きだったと思います。
お母様の写真もリュックに入れられて
素敵な母の日のプレゼントでしたね✨

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ナムギさん
有難うございます。

母は自然の風景と旅がとても好きで3人の子供達を育て上げた後は同人誌の4人のお仲間と4足のスニーカーと称して
一緒に各地を旅してました。

ナムギさんも海外(確かスイス?)を初め津々浦々旅行されてますね。母もメキシコやスペインに姉と一緒に旅行してました。家内が八代の農家出身で私も母に年取ったら八代の家で暮らしなさいとよく言われました。山、田園風景、そして自然や野菜大好き人間でした。

孝行したい時には親はなし、ですね。

お母様はリュックの中でウキウキムードoldnaさんは坂道をゼイゼイ。ウッシッシ

最高の母の日のプレゼントでしたね!黒ハート
亡くなられたのちも、こうして偲んでもらえる
お母様、本当に素晴らしい方だったのですね。

返信する

雪媛さん

有難うございます。祖父が教職にあって母が10歳の時に
はるばる信州から鹿児島へ、姓が島津でルーツを知りたくて
祖父が希望して鹿児島に転勤したと聞いたことがありました。開業医の元に嫁いである意味玉の輿だったのかも知れませんが私が3歳にも満たぬ時に父が病に倒れ一家は暗転
母の手一つで育ちました。3人の子供達も(上二人が女で
私は末っ子の長男です)鹿児島を出て行って55歳から90歳まで母が一人で鹿児島で過ごしました。
90歳の時に大阪に無理やり呼んで
3年間既に認知が始まっていて、その上不慮の死でした。

モンゴルの草に生まれ変わりたいと遺書にあって、、広々とした草原で束縛されることなく土に還りたかったのでしょうね。いい夫婦の日(11月22日)に亡くなりました。

可哀想な人生だったと思います。自分で決して喋るの無かった想いを自分で立ち上げた同人誌の短歌や随筆に遺して
います。私もやむなくその後を継いでいるのですが文才も素養もなくて年3回の原稿締め切り日は1週間程何も手付かずです。今月が今年2回目の締め切り日で、趣味園もご無沙汰してしまいました。

今日は香川県の志度まで4人の知り合いで山野草の
展示会を覗きに行って帰ったきたばかりです。( ^)o(^ )

やはり、いいものですね。
今年は、まだ機会がなく、自然に咲く野の花をじっくり眺めていません(せいぜいあの多聞院に隣接する神明社裏の森くらいなのです^^;)。

お疲れになったことでしょうが、道すがら巡り合う野の草がいく分かでもお気持ちを癒やしてくれたことでしょう。

最近、3~4日に1度ほど、臀部に痛みが走ります。いや、なに、その日のうちに痛みは癒えるのですが、怖くてなかなか遠出ができません。

まったくの自然というわけには生きませんが、今月最終週にでも、連れ合いとともに赤城自然園にでかけてみようと思っています。リハビリでしょうか(笑)

松本から歩き旅、僕にはちょっと無理のようです。
oldnaさんが感じた街道の息吹、目にした光景、ぜひとも、紀行文拝見したいものです。

返信する

kiteさん
こんばんは。
kiteさんの日記やアルバムも拝見したのですが
ちょっと落ち着いてからコメント差し上げたいと思っておりました。

実は今回の古道の旅も昨夏栂池自然園を訪ねた時に
心に決めていたのですがもう一つは同人誌のネタ作りも
ありました。( ´艸`)年3回の投稿ですがぎりぎりにならないと中々その気になれないのです。

何せボキャブラリー不足ですから。母が立ち上げた同人誌でもう112号、母の事を自慢する訳でもないのですが鷹からトンビですね。
kiteさんに授業料をお支払いして代筆お願いしたいと思っております。( ^)o(^ )。

養生されて奥様の為にも早く傷を癒して下さい。万年主夫は

現役時代の奥様にご負担おかけした償いとして仕方ありませんよね。ブラ散歩がお休みになるととても寂しいです。

赤城自然園とても素晴らしいところですね。楽しみにしております。

安曇野から栂池に向かう道中、北アルプス山野草店にちょっと寄って店主とも長く話しましたが栽培環境抜群で
その近くに夏の間だけ過ごせるロッジでも探したい気分になりました。

おっ、栂池付近のロッジですか。
ぜひ、ぜひ、お探しいただきたいです(^^)

oldnaさんが滞在中、主夫しましょうか(笑)

kiteさん

爽やかな緑、木崎湖や青木湖の湖面が綺麗でした。
道沿いの山草店の栽培環境の素晴らしさを見て
この辺に夏の間だけでも暮らせるロッジでもないかなと
どちらにせよ連れは普通に行けば生命保険をそのうち
受け取れるでしょうから( ´艸`)独り占めではなく生前に山分けするのが公平ですよね!万一満期の80歳まで生きながらえたらその時に考えるということで。
しぶとくて中々首を縦にふりません。交渉難航ですが
その節は宜しくお願い致します。

oldbaさんこんにちは。
お母様、きっと喜んでくださったことでしょう。
山歩きの途中でふと出会う山野草たち、そこで何百年も毎年咲き続けていると思うと、神秘的ですね。
来年もぜひ 訪れてみてください。
秋の花に出会いに行くのも良いかも知れませんよ。

返信する

こんばんは。

自然の中で自然な形で咲いている山野草の姿に出会う毎に
鉢の中に閉じ込めて違う環境の中で育ててる山野草への
創作意欲が年々失われていきます。これはごく普通の事と思っています。

私の母はあれほど好きだった野草、山野草を育てる事は可哀想だからと言ってじっと我慢してました。

私も育てるから見るへの気持ちが強くなってはいるのですが、、

言葉とは裏腹ですが実は今日も香川県の志度へ山野草の展示会を仲間4人と覗きに行ってきました。

1年かけて山野草を100鉢程お好きな方に引き取っていただいたのですが数えて見たら新しいお仲間も、、、結局大して減ってません。やはり不治の病なんでしょうか( ´艸`)

oldnaさん、好きなものは好きなんですよ。
私は休みの日に、植物たちに囲まれて ぼ~っとしていると、仕事のストレスなんてすっかり忘れてしまいます。
本当に好きなんだと思います。

ですからやめる必要なんて全然ありません。

本来の場所と違う環境で育てること、植物にはかわいそうですが、できるだけその環境に近づけようとすることこそ、山野草栽培の醍醐味だと思います。
ただ、難しいと分っているものに、腕もないのにいきなりチャレンジして枯らすのはよくないと思います。
ですからoldnaさんは、体に負担のかからないように、続けて行かれるとよいと思いますよ(^^)

返信する

えびねっ子さん
有難うございます。
自分では育てられる限界(山野草)をこの暖地の大阪で色分けしてる積りです。庭での地植えもままならず陽を求めて
農園も借りて高いポールも建てて寒冷紗もやって育成も
自分なりに努力してるのですが1年やってみて既に自由の
身にも拘わらず1日があっという間に過ぎてしまいます。
やはり年相応に傍に置けるものにしないと目が行き届かなくて少しづつ作落ちしてるように思っています。

娘の仕事を思い今の家に移りましたが前の家とは山野草にとって環境の大幅な劣化は否めなくて、、娘を恨んでいます( ^)o(^ )

返信する

こんばんは

山歩き素敵な時間を過ごされましたね。
きっとお母様もエンジョイされたことと思います。
たしかに孝行したい時には。。。
年を重ねて初めて気が付くのですよね~。

山野草たちの可愛さは永遠。
なんだか自然から色んな事を学べますね。
やはり人と植物、そして自然の関係は
素晴らしいなと思います。

さて、今度は何処へいきましょうね!!

返信する

こんばんは。

だいぶ年取ってから気がつくのですよね。でも自分でも
子供に孝行して欲しいとは全く思わないのできっと母親も
同じ気持ちだったと思います。

自然の中を歩いて山野草のありのままの姿を見る毎に
少しずつ栽培意欲が失せてしまいます。「手に採るなやはり野に置け」なんですね。
6月の山はちょっと早いので7月には鳥海山、大雪山、そしてしばらく行けてない南アルプス方面など、、思案中、、
取り敢えずいくつかフラワートレッキングツァー申し込んでいます。ツァーは気乗りしないのすが行けるうちに即実行です。

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