園芸分類 | 山野草,草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 日本 |
草丈/樹高 | 30~100cm | 開花期 | 7月~10月 |
花色 | 紫,ピンク | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,開花期間が長い,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい,盆栽向き | ||
日なたで育て、夏だけ明るい日陰に移すか、30%程度の遮光をします。明るい日陰でも育てることはできますが、花つきが悪くなるのですすめられません。ヤマシロギク、アキバギク、ヨメナもノコンギクと同様に扱います。庭植えの場合は日当たりさえよければ、問題なく育ちます。
シロヨメナ、イナカギクは年間を通して明るい日陰で育てます。
表土が乾いたら十分に水を与えます。特に渓流沿いや湿った草地に自生する種類は浅く腰水にするか、二重鉢にして乾燥を防ぎます。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり不要です。
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、3号鉢であれば一つまみ施します。4月から9月にかけて、月に2回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。肥料が多すぎると姿が乱れるので、少なめを心がけましょう。豪華に咲かせたい場合は、春の間だけ親指大の油かすの玉肥を3号鉢であれば1~2個追肥します。庭植えの場合は、特に必要ありません。
病気:うどんこ病
うどんこ病が発生しても多くは軽症ですみます。多発する場合は、一度切り戻して、発生した茎や葉を処分するか、茎を間引いて風通しをよくしましょう。
害虫:アワダチソウグンバイ、ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ
アワダチソウグンバイは6月から10月を中心に発生し、セイタカアワダチソウで越冬します。葉の裏に寄生して汁を吸います。葉の表面が白くかすれたようになり、ひどい場合は葉が黄色く変色して落葉します。ふんにカビが生えて黒く汚れる(すす病)こともあります。
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土でよく育ちます。市販の草花用培養土でも問題ありません。渓流沿いに生えるセンボンギク、イワバノギク、高原に生えるシラヤマギクは、鹿沼土、赤玉土、軽石の各小粒を等量配合した土で植えます。このような山砂植えは、盆栽仕立てにする場合にもよいでしょう。
2月から3月の芽出し直前に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。盆栽仕立ての場合は数年に1回でもかまいません。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、予定外の場所に生えてきた株は抜くか、早めに移植します。
株分け:2月から3月の芽出し直前に行います。長い地下茎を半分か1/3ほどに切ってしまっても大丈夫です。古い親株には弱い芽しかないので切り捨てて整理すると、自然に株分けした形になります。
さし木:5月から6月に、よく伸びている新芽を切り取り、清潔な用土にさします。
タネまき:11月から12月に採取したタネを、湿らせた川砂に混ぜて1か月ほど冷蔵庫の野菜室で保管してから、2月にまきます。順調に成長すると、タネをまいた年に開花します。
切り戻し:枝を多くして花数をふやすために、5月から6月に1/3~1/2ほどを残して上部を切り取ります。あらかじめ春の間に油かすなどのチッ素肥料を施して、枝が出やすいようにしておきます。
花がら摘み・花茎切り:タネをとるつもりがなければ、花が終わったら花茎を切り取ります。
ノコンギクは、日本各地の低地から高原までの草原に広く見られる多年草です。いわゆる「野菊」を代表する植物の一つです。茎はまっすぐ、あるいはほかの植物に寄りかかりながら斜めに伸び、地下に細長い地下茎を多数伸ばしてふえていきます。葉は卵形から狭卵...
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