エピスシア
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エピスシアの育て方・栽培方法

エピスシア
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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 観葉植物,熱帯植物
形態 多年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 5~10cm 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,寄せ植え材料,日陰でも育つ,カラーリーフ,吊り鉢

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

室内の明るい日陰に置き、直射日光は避けます。低温に弱いので、冬は室内のできるだけ暖かい場所に置きます。

水やり

春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら水を与え、冬は鉢土が乾いてきたら与えます。

肥料

春から秋の生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回施します。または、速効性の液体肥料を1週間から10日に1回施すのもよい方法です。

病気と害虫

病気:炭そ病
春から秋に炭そ病が発生します。見つけたら早めに防除します。

害虫:カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ
年間を通してカイガラムシ、アブラムシ、ハダニが発生します。見つけたら早めに防除します。

用土(鉢植え)

腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の配合土など)で植えつけます。

植えつけ、 植え替え

根が鉢いっぱいになったり、低温で傷んだりした株は、5月中旬から7月下旬に植え替えます。鉢から抜いた株は古い土を1/3程度落とし、一回り大きな鉢に植えつけます。

ふやし方

さし芽:適期は5月中旬から7月下旬です。ランナーの先端についた子株をハサミなどで切り取り、その株元を赤玉土などのさし木用土にさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、3~4週間で発根します。1か月から1か月半後に鉢上げします。

主な作業

下葉の除去:下葉が黄色や茶色に枯れたら早めに除去します。

特徴

エピスシア属(Episcia)は9種が熱帯アメリカに自生しています。
観葉植物としてよく利用されているのはベニギリソウ(E. cupreata)の園芸品種で、葉模様がさまざまな種類があります。‘アカジュ’(E. cupreata...

種類(原種、園芸品種)

ベニギリソウ‘アカジュ’

ベニギリソウ‘アカジュ’


Episcia cupreata ‘Acajou’
葉は銀緑色で葉縁が褐緑色。花は橙赤色。

ベニギリソウ‘クレオパトラ’


Episcia cupreata ‘Cleopatra’
葉は中央部が淡緑色、その外側が乳白色、葉縁は桃色。花は橙赤色。

ベニギリソウ‘トロピカル・トパーズ’


Episcia cupreata ‘Tropical Topaz’
葉は緑色で花は黄色。

エピスシア・リラキナ


Episcia lilacina
葉は銅緑色地に葉脈付近が鮮緑色。花は藤色。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:尾崎 章(おざき・あきら)
千葉県の植物園、南房パラダイスでの20年の勤務を経て独立。現在は熱帯植物の専門ナーセリー、エクゾティックプランツを営む。熱帯・亜熱帯原産の植物を収集し、3000種以上を扱っている。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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