カランセ
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カランセの基本情報

学名:Calanthe
その他の名前:熱帯性エビネ

科名 / 属名:ラン科 / エビネ属(カランセ属)

カランセ
カランセ・ヴェスティタ
カランセ
カランセ・ルベンス
カランセ
カランセ・エルメリ

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カランセとは

特徴

カランセの花は、冬から春にかけて新しくできたバルブの基部から、かなり長く花茎を伸ばして咲きます。花茎には細かな産毛が生え、花はピンクから白、濃紅赤色までさまざま。特に最近の交配種は花が大きく、色彩が鮮やかなものがふえています。
日本原産のエビネと同じ属ですが、熱帯原産のものをカランセと呼んでいます。そのため日本のエビネと異なり、寒さに弱い性質があるので、同じカランセ属とはいえ、注意が必要です。
地上部に比較的大きなバルブをもち、春から秋までは大きな葉を展開します。落葉性の葉は寒くなるとすべて落ち、冬の間はバルブだけの姿になりますが、室内に置かないと寒さで枯死します。残念ながら国内では流通量が少なく、入手が難しい洋ランの一つです。

基本データ

園芸分類 ラン
形態 多年草 原産地 東南アジア
草丈/樹高 15cm程度(葉がない時期)、60cm~1m程度(葉がある時期) 開花期 12月~3月
花色 白,赤,ピンク,紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • カランセ・ロゼア

    Calanthe rosea
    カランセの基本ともいえる原種。サクラを思わせるピンク色から白の変種まで、個体により色彩や花色の濃淡はさまざま。
  • カランセ・キョウト

    Calanthe Kyoto
    ピンクから濃紅色の花が咲く、美しい交配種。

育て方・栽培方法

カランセの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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